タミヤ 1/20 マクラーレンMP4/5Bをノーマル作成
改造点:サイドダクトカバーを脱着式に変更




大きい画像はこっち
① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧総評:
「格好いい」
まさにこの一言に尽きます。
セナの象徴であり、最強マクラーレンの象徴であり、当時空前のF1ブームの象徴でもあります。
F1ではマクラーレン、インディでは王者ペンスキーチーム。
この赤白黒3色のマルボロカラーリングは最強最速マシンにだけ許された証の様なものでした。
それを忠実にキット化したタミヤは凄いと思ったものですが、いかんせんどのGP仕様でも無い中途半端な仕様であることと、セナ仕様と書いてあるウインドシールドがまるで次元の違う存在しないなんじゃこりゃ状態であることが致命的なミスであると言えます。
またノーズ一体型にしたカウルもまったく密閉性が無く、何台作ろうがどのキットもきちんと閉まりません。
熱を与えて強引に角度を与えてなんとか閉まるかどうかのレベルです。
ココらへんも組み易さ、作り易さを優先させたがための犠牲と言えるでしょう。
当然のことながら当時のキットに有りがちな大きなヒケと邪魔な位置の押しピン跡は言うまでもありません。
更にマルボロレッドのデカールも当時物では蛍光レッドではなく朱色無いし赤で、とても再現度が高いとはいえませんが、当時の技術ではそれが限界だったのでしょう。
しかしながら、組み易さ作り易さは半端無く、F1ブームに乗っかって「とりあえず大好きなセナのマシンを作りたい」という子供にとっては正に黄金のキットと言えます。
初心者にはMP4/4はちょっと難しいですからね。
年齢も技術も大人になった今ではノーマル作成では到底我慢ができない代物ですが、あくまで過去や今後のフルディテールアップマシンに対する比較対象用の制作。
昔より綺麗に出来てよかったです。
(2013年 9月 8日 14時 22分 追加)
※サイドダクトのグレー塗装の境目がはみ出ていたり、エアファンネル内部の黒塗装が多過ぎた箇所などを修正しました。
画像最下段6枚の赤丸箇所です
カミさんに指摘されるまで気が付きませんでした・・・。
オークションは
こちら